大学生・社会人必見 お勧め一発芸ネタの作り方

新入生・新入社員への無茶ぶり、一発芸・余興・宴会芸。おすすめの対策をご紹介。

新社会人が歓迎会で一発芸を振られたときのおすすめ 「一人編」

社会人といえば一発芸です。

大学でサークル・ゼミ等に所属していた方は何度か経験がある方も多いでしょう。

若いうちは新しい組織に行く度に同様の洗礼を受け続けるのが日本の文化です。

 

厳しい就職活動を乗り切ってようやく始まった社会人生活。

始めのうちは同期と一緒に研修を受け、仲間と夢を語り合い遅くまで遊んだりもするでしょう。

そして配属となると、自己紹介がてらなんか一発やってみなはれ、となるわけです。

 

何故歓迎会なのに主役の自分たちがやらされるのか、といった疑問があろうとなかろうと、その時は無常に迫ります。

特にいきり立っているのは数年以内に芸をやらされた若手でしょうか。

彼らは自分の番が去り、後輩にやらせて自分が観客になれる瞬間を待ち望んでいたわけです。

この負の連鎖が止まることはないでしょう。

 

前置きが長くなりましたが、今回は一発芸をまだまだ振られ続ける若手新入社員の皆様に対策をお伝えします。

 

前提

社会人が芸を披露する場は様々な状況が考えられますので一概には言えませんが、

-観客は自分が最年少でそれより上が5~60代までまんべんなくいる

-同じ部署、同じ大学出身、社内部活動などといった何かしらの共通項がある集まりであることがほとんど

-大抵お酒が入る席である。

すなわち、「世代から何までバラバラではある物の、一つくらいは共通項があるだろう」とそれくらいにしとかないと広くあてはまる回答にはならないでしょう。

 

お酒が入っていて、人によっては相当出来上がっているような状況も大いに考えられます。

そういう人がいると想定される場合、小難しいネタは逆効果です。

例えば伏線がはりめぐされていて、回収しながら笑いをとるようなネタは、酔っ払いには通じないので、もっとわかりやすいネタを選択するのが無難でしょう。

 

やはりベタですが、「若者らしく元気な芸」というのがもっとも簡単な答えでしょう。

「それが何なんだよ」ってことかと思いますが、まずは「聞こえる声」で「はっきり喋って」「動きが分かりやすい」っていう当たり前のことをおさえてください。

 

下ネタは絶対にやめましょう。

女性陣から異常なまでに嫌悪されて、今後の会社生活にまで影響しかねません。

 

脱ぐネタもおすすめはできません。

あんまり人の体を見ても気持ちいものではありませんし、仮に鍛えてたとしても「あ、鍛えた体を自慢したかったのね」みたいな空気が流れます。 

 

 

さて、やはり観客の幅広すぎてネタ選びが非常に難しいと思いますので、ターゲット選びが重要です。

以下の方針でターゲットを選んでください。

1)「この人が食いつけば間違いない」っていういわゆる組織内のムードメーカー、キーパーソン的な人

2)1人に絞るのが難しければ、「組織内でもこの辺の仲いいグループが中心かな」っていう数人組

3)それすら決めかねるようであれば、世代が近いグループ

 

結局中心になって盛り上がってくれる人に対してウケを狙うのが一番です。

その人を味方につけられるようなネタ作りに向けて戦略を練っていきましょう。

考えすぎて、「最近の流行りだし、いくらターゲットが知っていても知らない人のほうが多いだろうな」と思っても気にする必要はありません。

おじさんたちは「今こういうのが流行っているのか」と受け止めてくれることも多いですし、意外と家族がテレビを見ている影響で詳しい人も多いです。

 

というわけで、具体例をお話していきましょう。

1)モノマネ

何度もこのブログでモノマネの話はしておりますので、ここでは社会人向けにネタを見つけられそうな場所をお伝えします。

本ページでご紹介するのは基本的には内輪ネタです。

特徴的で有名な人のモノマネであればそれなりに盛り上がるでしょう。その人が寛容かつ少しいじられキャラだったりすると尚よしです。

・電話応対あるある

これは意外と特徴が出るのと、オフィスにいる人なら大概聞き覚えがあるので「確かに」と思ってもらえます。

・会議中あるある

会議中も意外と見られてると思ってない人が多いので癖が出やすいです。観察しすぎて会議を聞いてませんでした、ってことがない程度に色々見てみましょう。

・飲み会あるある

飲み会はネタの宝庫です。面白いと思ったことはすぐに記録しましょう。何か笑って済ませられる程度の事件があればそれをネタにするのもいいでしょう。

毎回酔っぱらうと同じ話をする人とかは、恐らくみんなも分かっていることなので、戒めの意味も込めてネタにしてやりましょう。(過度に誇張して馬鹿にしたりはやめてください。無礼講ってことにはたいていなりません)

 

2)ピン芸人マネ

ピン芸人さんのネタをマネする、というこれまた定番です。

おすすめは、できるだけ形から入ることです。

どういうことかというと、可能なら衣装もそろえましょう。

あくまで、「わかりやすさ第一」の基本姿勢を大事にしてください。

細かいオリジナリティ追加はそのあとでいいです。

 

例えばあるあるを言ったり、世に対する不平不満を言うようなピン芸人さんがどの時代にも常に一定数いると思います。

そのあたりのネタをベースに社会人ならではのあるある・愚痴を言っていくネタなんかもオリジナリティがあっていいと思います。

社会人はストレスを感じている人が多いです。仕事の愚痴・家族の愚痴・家のローンの愚痴・満員電車の愚痴・有休が取れない愚痴など、そのあたりをズバッと切っていくようなネタはわかりやすくて共感も得やすいです。

 

3)謎かけ

意外に盛り上がります。

即興でできるのであればそれが一番ですが、もともと用意しておいたのを言ってもいいと思います。

ネットで調べても出てきますし、何なら本も出てるので、いざという時のために持っておくといいかもしれません。

 

やはり一番盛り上がるのは、人に出してもらったお題に答える形式でしょう。

飲み会の場なので、お題を誰かに言ってもらったとしても、似たようなのが出てきやすので対策は立てやすいかもしれません。

ですが、確証はないのでお題を言ってくれる人を仕込んでおいたりしてもいいでしょう。

 

結構前に流行ったねづっちさんのネタなら調べればいたるところに出てきますので、勉強になると思います。

 

勢いのある芸は苦手だけど、喋りは得意とかいう人にはあっているかもしれません。

 

4)マジック

マジックは道具さえ購入して、練習を重ねればある程度できるかと思われがちですが、実態はなかなか盛り上がりにくいです。

というのも、偏に研究不足が大きいでしょう。

マジシャンはマジックの腕もさることながら、トークもうまいのです。

上手くトークしながらマジックをしないと盛り上がりません。

 

後は、大人数の会場ではこまごましたマジックをやっても全員には伝わりません。

全員に伝わりやすくなるような工夫をしてください。(リアクションの大きい女性等にアシスタントを頼んだり、見た目にも派手で分かりやすい仕掛けが施されていたりなど)

 

というわけで、単純な芸人さんのネタより練習が必要かとは思いますので、日ごろからマジックを嗜んでいる人とか出ない限りおすすめはしません。

 

最後に

社会人の場合は特にわかりやすさにこだわってください。

結局何がしたかったの?ってことにならないように体裁を重視してください。

自己紹介的な意味もあっての行事だと思いますので、きちんと自己紹介をしてネタに入る。などの分かりやすさ・礼儀正しさも評価されやすいでしょう。

 

次回は複数人でやる場合です。