大学生・社会人必見 お勧め一発芸ネタの作り方

新入生・新入社員への無茶ぶり、一発芸・余興・宴会芸。おすすめの対策をご紹介。

大学生の新歓イベントで新入生が一発芸を振られたら 「おすすめの対処方法」 複数人編

昨日に引き続いて、大学生向けの一発芸「複数人編」をお送りします。

 

状況としては2パターン考えられます。

・グループに分けられて2~5人程度での芸

・新入生全員で芸

 

時間は一人でやらされる場合より長くとられることが多いんじゃないでしょうか(グループで5分以内など)

どちらにしても、1人でやる場合に比べて心理的負担は減ります。

しかし、多ければ多いほどやる内容を考えるのは難しくなってきます。なぜでしょうか。

 

芸人さんのネタをマネすることをこのブログの基本方針としていますが、2人組が一番多いというのは何となく皆さん分かっていただけると思います。

 

3人組の芸人さんも数は多くないですが、結構思いつきますよね。

ダチョウ倶楽部さん、ロバートさん、ジャングルポケットさん、パンサーさん・・・

 

4人、5人になってくるといよいよ限られてきます。

 

芸人さん構成を見ても分かるように、多ければいいってものでもなく2-3人くらいのバランスがいいってことなのです。

 

大勢いるならダンスネタがいいんじゃないの?

「多ければダンスネタをやればいい」という話を結婚式の余興の時か何かにしたかと思いますが、大学生の一発芸という場でダンスネタはお勧めしません。

理由としては

・まともな音響設備がある場所でない限り、音楽を使ったネタは得策ではない。

・そもそも新入生男子のダンスに先輩からの需要はない

などがあげられます。

 

前回お話ししましたが、大学生のほうが笑いにシビアです。

酔っ払いが盛り上がるため、

よくネタを知らないおじさんでも見た目に動きが多くてわかりやすいため、

老若男女問わず知っている可能性が高いため、

という理由で「余興ネタにはダンス」といいました。

しかし、大学生は目が肥えており、ただ踊っただけでは「工夫がない」と見向きもしてもらえないでしょう。(女性陣の一発芸としてはありだと思います。)

 

そして、それほど準備時間も与えられてないような状態を想定していますので、大した完成度のダンスはできないでしょう。

ダンスがコントのボケの一つとか、それくらいのレベルなら問題ありませんが、与えられた時間踊ってるだけのネタは、よほどのダンステクがないと盛り上がらないと考えてください。

 

大勢でチームを組む時にやるべきネタとは

大まかに方針は4つです。

1) 2-3人ずつ一ネタごとに人を入れ替えつつ、芸人さんのネタを組み合わせる

色々なパターンを組み合わせられることもあり、一番オーソドックスな方法でしょう。

「一人編」でも言いましたが、可能な限り知られていない面白いネタを発見したり、内輪ネタを盛り込んだ工夫を取り入れたりしましょう。

内輪をやる場合の一つの技として、最初に普通にネタをそのまままねした後、天丼で内輪にするというのは使えます。

こういった工夫を入れ込むと、もともとネタを知っている人も知らない人も食いつきがいいです。

 

他にもおすすめなのは、合いの手にこだわってみてください。

ネタとネタのつなぎが「はいっ。続きまして」だけだと、仮に前のネタで受けても一回リセットのような雰囲気がでてしまいます。(ただし、残念ながら滑った場合にはリセットされません。)

そんな時に昇り調子なテンポの曲とかを合いの手に使うと、そこだけでも盛り上がった感じが出て、ウケてる空気も持続され(る気がし)ます。

 

2)(もし2人・3人だけなら)がっつり一ネタ、芸人さんのコントor漫才

一つのネタに絞って、練習量で差をつけるパターンです。

1)番は「数うちゃ当たる」戦法ですので、2)番は「量より質」を重視した戦略です。

こちらもベースとなる芸人さんからネタを拝借するわけですが、一ネタ勝負となるとネタ選びは重要です。

全員が知っているネタは、その分工夫を凝らさない限り笑いをとるのは難しいです。

やはりこちらも、あまり有名なネタは避けましょう。ですが、そこまでマイナーなところを狙わなくても、「数年前のM-1の決勝で見たけどラスト3組には残っていない」ぐらいのネタでも意外といいと思います。

面白いネタは久々に見返しても面白いものです。

細かいボケとか覚えていなかったりもするので、自分たちが面白いと思った芸人さんから拝借して、しっかり練習した上で披露しましょう。

 

こちらもそのままマネするわけではなく工夫をしましょう。一つのネタをやる際は「選択と集中」もおすすめです。

一つのネタに芸人さんは何個もボケをを盛り込んでいますが、大筋に関係のないところで、自分的にピンとこないようなボケやツッコミがあったら省いてしまおう、というものです。

 

 

3) 寸劇

大人数を最大限活かしたいなら、劇の形式をとるのもおすすめです。

難点は劇の構成を考えるのにはどうしても時間がかかってしまうことです。

もちろん劇の中に芸人さんのネタを挟んだりはしますし、何なら新喜劇等からまるっと拝借してもいいのですが、それでも構成編集には時間を要します。

さらに、演技力・表現力もある程度試されます。

 

 

4) 企画ネタ(テレビ番組のパロディ等)

テレビ番組の企画で爆笑したことってなくはないと思います。

もちろん、芸人さんの漫才等の番組だけではなく、一般的なバラエティ番組でのお話です。

そういったところからヒントを得るのも有効です。

この辺はまた、どこかで詳しくお話ししましょう。

 

というわけで、新入生の皆様、いかがでしたでしょうか。

多少なりともヒントにはなったんじゃないかと思います。

ぜひとも一発芸を乗り切って、再び夢の大学生活に戻りましょう。

非日常を経て感じる日常もまた幸せなものです。