定番一発芸は鉄板なのか
「明日の歓迎会で一発芸やらなといけないらしい・・」
直前に言われて焦ることってよくあると思います。
そうすると手っ取り早くネットで何かいいネタがないか探すことになると思います。
今回は定番の「すぐに使える!」みたいなネタがどこまで通用するか考えてみます。
1)旬の芸人のネタ
その時々で旬の芸人さんって必ずいますよね、この年はこいつが流行った!みたいな。
いまでいうとひょっこりはんさんとかでしょうか。
ちょっと前だとブルゾンちえみさんとか、ピコ太郎さんとか。
一発芸の定番といえば流行りのネタをおさえることでしょう。
多くの人が知っていることもあり、大きく外すことは少ないです。
あまりテレビを見ないおじ様達にはウケないかもしれませんが、「今はこういうのが流行っているのか」とそんなに悪い反応にもならないでしょう。
ただ、時期を追うごとに皆がやるため、飽きられるのが早いのも特徴です。
「またこの芸人の芸か、先週の別の飲み会でも見たよ」みたいな感じになってきます。
他の人がマネをしているレベルよりも完成度が高ければ、評価はされやすいかもしれませんが、そうするとある程度の練習が必要でしょう。
このブログで何回か紹介しているように、少しのオリジナリティを足して自分の商品化することで差別化を図ってみてはいかがでしょうか。
2)定番モノマネ
皆おなじみのモノマネシリーズです。
もともと得意なモノマネがあるなら、有効な一発芸だと思います。
金八先生、ビートたけし、クレヨンしんちゃん、ドラえもん、平泉成、キムタク、目玉おやじ、郷ひろみ・・より多くの人に認知されているキャラクターを選んだほうが、どんな観客層でもわかりやすいので使い勝手は抜群です。
いつかのために、あらかじめ何個か練習しておいて持ちネタにしておくといいかもしれません。
ただし、これも完成度が求められます。モノマネ芸人さんクラス、とは当然いきませんが、「一般人がやるにしては似てるな」くらいのレベルは欲しいものです。
明日までに用意しないと・・って時にゼロから習得するには少しハードルが高いかもしれません。
3)体を使った特技
バク転ができるとか腕が変な方向に曲がるとか、「芸なのか??」っていうのも結構ありますが、「おーすごい」となるようなものならその場で乗り切れます。
(柔軟性系のネタは見てて怖いこともあるので、限度が必要です。)
これも一日でバク転をマスターするとか関節の柔らかさを鍛えるとかそういうのは無理です。
もともとそういう特技があれば、最悪それをやっとけばいいんだ、くらいに思っておいてください。
4)道具を使った特技
ジャグリング・マジック・リフティング・ドリブル・・・
これも一日そこらでは習得不可能ですが、「昔やったことが少しあった」くらいの人が勘を取り戻せれば、披露できるレベルくらいになるかと思います。
5)暗記ネタ
これもネタなのかはわかりませんが、人によっては寿限無とかを暗唱したりで乗り切っている人もいます。
もちろん笑いにはなりませんが、何か好きで覚えているものがあるなら、それを披露してみるのもいいかもしれません。
有名マンガのワンシーンとかをモノマネ付きで披露したり、有名な演説を完コピしたり、実はこれ覚えてるみたいなのがあれば使えるかもしれません。ただし、ただ無感情に淡々と読んでも何も面白くないので、めちゃくちゃ感情を込めるとか・○○風に読んでみたとか・これを別の人がやったらこうなるとか、一工夫は欲しいところです。
ネタとして披露するレベルなら、一日本気で頑張れば覚えることも可能だと思いますので、一つの選択肢として残すのはありです。
もともとの特技があればっていう前提も多くなってしまいましたが、意外と世の中にあふれているネタをそのまま使ってもいいと思います。
ただし、「その人らしさ」をどこかに一要素足すことをお勧めします。
観客も人です。
練習した痕跡が見える発表には多少心を動かされやすいですし、他には無いオリジナリティが工夫として表れていたらただのマネよりは評価が変わるはずです。
○○をやりたいけどどう工夫すればいいかわからない、という人がいましたら是非一緒に考えていきましょう